電子版黒歴史ノート

愛と誠実のカンパニュラ(完結済)

おおざっぱな時系列:超神獣オムニバース編「The Last Origin」(A23、B22、C15章)

一応前回→おおざっぱな時系列?上位存在贖罪編(A22章?) - 電子版黒歴史ノート

 

~上位存在達の罪を償わせるためにウパラが作った空間で日々、労働をさせられていた中でも不本意に思っていた者達はふと、ウパラとジエム以外の上位存在の始祖のことを思い出す。

 その最後に残っていた上位存在の始祖とは「ウルツア」と言い、ウルツアは赤い鎧の龍の姿をした神獣ブラッドや火の鳥の姿をした神獣の力を制御するための赤い鎧を作り出していたが、いつしか行方をくらませ、他の始祖からもどこかで死んだとさえ思われていた。

 だが実はこんな中でもウルツアだけは神獣をコントロールするための道具を長い年月かけてまで作りだしていて、その道具の使用条件こそが、すべての神獣の真の力を引き出す者が現れた時だったのである。

 今、ここに全ての神獣が真の力を引き出した後であるが故、そして自分を邪魔する存在がいなかったことで計画は完璧に進んでいた…

 

 ウルツアは手始めに神獣をすべて自らの手中に収め、融合させることにより「超神獣オムニバース」としてその存在が宇宙全体に影響を及ぼし始める。

 そして、力を試すために上位存在達のいるD世界へと一瞬で移動し、その力で蹂躙をはじめた。

 そして、上位存在の中にも全力で抵抗をするものと、強者につくものもいて、ジエム、ゴルド、ギョク、スファレラはルナによる力の制御と支配を解除されたことで寝返り、再び侵略するためにABCの各世界へと散っていった。

 

 異変に気付いたルナは上位存在のいる空間にてウルツアとオムニバースを迎え撃つことになるが、ウパラがかろうじて残って戦っているが不利な状況であった。

 一方でA世界は一番手薄ということでスファレラが意気揚々と向かったが、そこにはコロナがいて、まさかのスファレラは全く歯が立たず、なんとかして、時間を稼ぐために、話し合いを提案するも…コロナによってスファレラはおもちゃのように扱われてしまう…因果応報。

 なお、流石に気の毒に思ったのかコロナにいいようにされてたスファレラの姿を見ていたアルテマの説得によってスファレラはそれなりに丁重に扱われてもらった。

 そして、B世界には強敵が多いという理由でジエムが自ら向かい、唯一支配されなかった神獣「ゲキ」の力を失っていないエリスが応戦してる中で、シオンとオニキスはほとんど神獣の力を失っているが為、エリスのサポートに回る。他にもB世界にはフィリア、サツキなどが協力しに集結しているも…

 最後にC世界にはゴルドとギョクを相手にコスモスは神獣の力を使えず、2対1で不利になるが、そこにブレイブが駆けつけることでかろうじて互角に抑えているが、神獣の力が無いが故に次第に不利になっていく…

 しかし、味方側に駆け付けた上位存在が現れ、B世界にはエメルド、C世界にはディアモが加わり、力は均衡する。

 

 一方、ルナ達はウルツアの操るオムニバースの強大な力によって、ルナの炎はオムニバースに点いたとしてもオムニバースは即座に炎と体を分離することで炎から逃れ、ウパラの斬撃さえもオムニバースの武器によって相殺され、かすり傷にすらならなかった…

 オムニバースには誰も歯が立たないかと思われたが、ウパラの提案によってルナは一人で時間稼ぎをすることになる。

 ルナは一人で、かつて戦った強敵のギガントダイナやブラックといった強力な力を持つ死者の力を借りながら、抵抗していた。

 そして、ウパラの生成した能力によって、別次元(マルチバース)からの神獣使い達を招集し、最も神獣と心を通わせたシオンにオムニバースとほぼ同じ力をぶつけるという事になった。

 すべての神獣の力を纏ったシオンは究極シオンの姿から更にすべての神獣を纏い、究極を超えた姿、「超越存在シオン」へと変化する。それはオムニバースに対して圧倒的な力を誇った。

 たかが、無理やり従わせた神獣のツギハギと、完全なる調和と融合の前には戦力の差は歴然だった…

 シオンはトドメに神獣の力をすべて融合させた大剣「神剣バスターオメガ」を豪快に振るい、オムニバースを一刀両断する。

 敗北したウルツアは神獣との融合が解除され、不自然に強大すぎた力の代償として存在そのものが消えてしまい、その後シオンによってオムニバースは各神獣に散ったが、オムニバースによる影響で宇宙の存在そのものが崩壊するかに思えたが、シオンは破壊と再生の力を同時に使い、それを更に神獣の力で増幅させ、宇宙のバランス、仕組みを再構成する。

 それによって、宇宙の崩壊は阻止され、流石に全部の神獣の力を背負ったシオンは疲れ果てて眠ってしまった。

 その後、他世界で侵略するために寝返った上位存在達は再び更生空間に戻され、ルナからキツいお仕置きを受けることになる…

 そしてエメルド、ディアモなどの世界のために戦った者達はルナ自らが信頼の証として、支配と制御を解くことになる。

 

 そして、シオンによって救われた宇宙には人々の心から憎しみが消え、戦いが無くなったとされる。

 

               ~終~

なんとなく思いついたうちの子の「座右の銘?詩?」的なもの ※一部キャラが定まってないのでなし

~君のいない世界のスピードに付いてこれそうな人は好きかもしれない。

 

 

 

1.アルテマ

「辛いことを忘れただけで、幸せにはなれない」

2.メテオ

「例え何度死んでも君を愛し続ける」

3.ブレイブ

「後悔するくらいなら後悔しないようにするのみ」

4.エミル

「世界で貴方だけ私は見つめている」

5.れいや

「誰かの為といえど、自分の為の人生」

6.はじめ

「正義を背負うには重すぎるが、人として正しくありたい」

7.ゆうか

「一人でいることは苦痛、群れることは妥協」

8.ぬい

「責任逃れをするほど、自分を苦しめることになり、強がりをしたところで、得られるものはない」

9.コロナ

「たった一人、無条件に愛する人を守るために自分は世界を壊せる」

10.ルナ

「私は永遠に罪と罰の十字架を背負い続ける」

11.てつ

「どんな姿になろうとも己である」

12.ルナB

「貴方を守れるなら、それが幸せ」

13.速水風

「戻らない幸せには手を振り、守りたい幸せを抱きしめていたい」

14.オニキス

「自由のために自由に縛られるか」

15.シオン

「誰もが昼寝をしてられる世界ならどれほどいい事か」

16.コスモス

「法よりも正義よりも誇りよりも私は愛を選ぶ」

17.若葉葵

「貴方一人だけが私の友達」

18.サツキ

「苦しみを忘れる為の快楽か、快楽を知ることによる苦しみか」

19.フィリア

「愛を知ろうとすれば愛の例えのなさだけがわかる」

20.エリス

「全てを知った時に全てを知った事を真っ先に後悔するだろう」

21.ふみ

「救われようとするだけじゃ救われない」

22.シュウ

「自分を呪うほど己惚れてる自分に気づくだろう」

23.ムツキ

「強すぎて守れなければ弱さである」

24.リーベ

「人は獣であってはいけない」

 

おまけ上位存在

1.ウパラ

「罪を憎んでも、それでも人は愛す」

2.ジエム

「強さこそが己の価値である」

3.エメルド

「我が誇りのために」

4.アクロア

「美しき世界、それを全身で感じている時にこそ己は満たされる」

5.メジスト

「休むための休眠だったか、休眠のための活動か」

6.スファレラ

「ただ欲しいものを欲する」

7.ゴールド・ソルジャー

「奪うものはいつも弱者を虐げる」

8.ディアモンデ

「信じるものは己の身体のみ」

9.ギョク

「自分が悪いとは思ったことはない」

10.ウルツア

「知恵こそ力であり価値」