電子版黒歴史ノート

愛と誠実のカンパニュラ(完結済)

おおざっぱな時系列?上位存在贖罪編(A22章?後半部分はA24章)※説明文要素もあります

 ~かつて上位存在の強硬派の勢力はすべての世界を、力による支配をし、攻撃をしかけていたが、強硬派の連中はすべてそのたびに立ちはだかる強者たちによって討伐されていった。

 そして、その上位存在たちは今はルナが作り出した?悪人の更生空間によって閉じ込められていた。

 

 最初の一人は上位存在スファレラ。

一人称:ワタクシ 身長150cmほど

 かつての神々しい天使のような姿は残しつつも、小さくなっており、弱気な態度が表に出るようにあってしまった。自分より弱い存在にはある程度強気なものの、自分より強い存在が近くにいると怯えて逃げ腰になってしまう。

 

 そして二人目は上位存在ギョク

一人称:余 身長170cmほど

 かつて、D世界を支配しようと、人間の作り出した機械を身体に組み込み、強化するなどしていたが、当時の創造神ケリオスによって惨敗する。

 惨敗によって自信を無くして、強い存在に対してトラウマを抱えるようになる…が、格下相手にはつけあがる。

 

 続いて3人目は上位存在ディアモ(ンデ・コンゴウ)

一人称:ワガハイ 身長190cmほど

 B世界にて自らの肉体一つで破壊活動をしていたが、シオンとの激戦の末に敗北した。その後更生空間では、積極的に正しい心について学んでいくことになる。意外と真面目。

 

 次に4人目は上位存在エメルド(ルグ)

一人称:俺 身長180cmほど

 C世界にてコスモスとエリスのタッグと戦い、最初は優勢だったが、コスモスの神獣の力の覚醒により、追い詰められ敗北する。その後は更生空間にて武者修行をしている。更生する気配は薄いが、部下からの信頼は厚い。

 

 そして、5人目に上位存在ゴルド(ゴールドソルジャーの略)

一人称:あっし(あーし) 身長170cmほど

 A世界にてルナの周りの人間を殺したり、時間操作によって孤立させることには成功したが、ルナの力の覚醒やら他の世界の上位存在が倒され、更に援軍が来ることは予想できなかったために完全敗北する。その後は更生には消極的だが、ほかの上位存在などを利用して更生空間から出ることを企てるらしい。

 

 そして、6人目は上位存在ジエム

一人称:我 身長2mほど

 A世界にて巨大な図体で凄まじい破壊活動を行ったが、ルナがそれを上回る巨大なクロトカゲを降臨させ、アクロアの能力によって弱体化していたところを力でねじ伏せられ敗北した。更生空間では身体こそ小さくなったものの、態度は相変わらずでかい。

 

 最後に更生空間にはルナの他にもう一人、管理人として、上位存在ウパラがいる。

一人称:ワタシ 身長180cmほど

 ウパラは上位存在の始祖で、すべての上位存在の母となる存在だが、ジエムたち率いる強硬派によって戦闘訓練などしていなかった穏便派は壊滅することになる。その後にウパラもジエムは封印することで消耗を抑え、孤軍奮闘したが強硬派の2代目リーダーであるエメルドによってトドメを刺されて死亡していた。その後にルナによって復活させられ、ウパラ自らの頼みによって、ルナと共にD世界にて更生空間を作り上げた。

 少数であれば、ジエム率いる強硬派を一人で蹴散らすことができる。

 

 

 後に上位存在の更生空間は上位存在たちの暮らす世界へと変わり、新しい住人として、アクロアメジストがやってきていた。

一人称:わし 身長170cmほど

 アクロアは上位存在の強硬派だった者で、A世界へ侵略するはずだったが、A世界の美しさに心打たれ侵略をやめる。その後に自らの力で他者を傷つけることを恐れ、上位存在の力を封印していたが、ギガントダイナとの戦いや、閻魔龍ブラッドとの戦いを経て、必要となっていった上位存在の力を取り戻していく。

 

一人称:オイラ 身長150cmほど

 メジストは後にB世界に分かれる前のA世界の地球へと侵略のために降り立ったが、地球にたどり着いた瞬間にやる気をなくし、長い眠りについていた内に自分以外の上位存在の気配を感じなくなったことで、大人しくB世界の地球で暮らすことになった。

 後にB世界の戦いに巻き込まれていく内にエリスに力を貸すことで一体化し、更なる力を身に着けることが出来た。

 現在では見た目のわりに上位存在の中では上から強いほう

 

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おおざっぱな時系列:超神獣オムニバース編(A23、B22、C15章) - 電子版黒歴史ノート

のネタバレ注意

 完全にオムニバースの力の影響で消えた思われた上位存在ウルツア。

 しかし、ゴルドを復活させたようにウパラはウルツアを復活させたのだった。

一人称:自分 身長175cmほど

 ウルツアは上位存在の始祖の一人で、すべての上位存在と比べて頭脳に優れ、化学実験などをよく行っていたが、ワームホールの開発中の事故によってウルツアは行方不明となってしまう。

 しかし、消えた先のA~D世界ですらない別世界ともいえる世界でウルツアは人間に科学を教えた。

 だが、人間は欲深い生き物だったが故に、科学によって争いばかり行い、絶望したウルツアはその世界の人間を全て無力化し、一部を見せしめに実験の道具にした。

 しかし、人間はいつまでも争いを続ける。やがては人間だけでなくすべての生き物が争いに巻き込まれ、利用されていく…。

 やがては宇宙の全ての存在が憎くなり、宇宙を滅ぼす為に、神獣の力を全て集めて破壊しようと考えはじめる…

 その後、完璧だったはずの計画は崩れて敗北したショックから、蘇った後もしばらく放心状態にあったが、ウルツアはウパラの懸命な説得によって心を取り戻し、ウパラの為に上位存在の更生空間だったものを発展させ、一つの街を作り上げた。

 その街は自分が憎む争いが起きないように考えぬかれていた。

おおざっぱな時系列上位存在ウパラ編(0章1)

 …まだこの世に何もないとき、一つの炎だけが静かに揺らぎ、燃えていた。

 だが、その炎は一匹の鳥となり飛んで行き、この世に光をもたらした。

 そして、その光によって生まれた最初の命が上位存在の始祖、ウパラであった。

 ウパラは生まれた瞬間に見えた炎の鳥を「神獣」と呼び、ウパラは火の鳥を捕まえて、その神獣を元にしてコピーを5体生み出したが、コピーは炎の鳥の姿を保つことは出来なかった。

 それでもなお、コピーの神獣も強力な力を持っていたが、あまりにも強力すぎて制御が困難とされる一部の神獣には制御装置として赤い鎧を装着させられていた。

 また、この時にまだ神獣は真の名を呼ぶ者に力を与えるだけで明確に自分の意思を持たない存在だった。

 

 やがてこの世は炎の鳥が発した光の影響によって次々と新たな星や上位存在、他の生命が生まれるようになっていくが、上位存在だけは神獣の力をウパラによって与えられているため特に強大な力を持っており、上位存在のほとんどはその強大な力を試す為に他の命を弄ぶようになっていった。

 2番目に生まれた上位存在のジエムはその強大な力で豊穣を齎し、人間に恵むが、その代わりに人間達を家畜のように扱い、中でも気に入らない人間を死の恐怖を味合わせるために、生きたまま食い殺していた。

 そして、人間が歯向かった時はその星ごと滅ぼすか、人間をほとんど減らした後に豊穣を齎した星を一瞬の内に飢餓の星に変えてじわじわと滅びる様を楽しんでいた。

 だが、上位存在の中でも3番目に生まれたウルツアだけは生命を弄ぼうともせずに、人間には無条件で化学を提供していた。

 しかし、ウルツアは他次元を研究する科学実験中の事故によって姿を消してしまう。

 だが、ウルツアの科学によって他次元の世界が見つかり、その中で最初に見つかった白黒の世界をウパラが管理するようになっていた。

 そして、ウパラも他の上位存在達が力を試す為に命を弄ぶ様を見て真似するようになり、逆らう者や気に入らない者は上位存在であろうとも殺戮していった。

 それによって上位存在には全くもって他の生命を守ろうとするものは現れなくなってしまった。

 ウパラは血も涙もない邪悪の化身と言えるような存在となり、もはや他の上位存在さえも恐れ戦く存在となっていったが、ジエムはそんな圧倒的力で存在証明をするウパラを気に入っており、どちらが命を多く狩れるかを競っていた。

 しかし、ウパラはある時に人間の子供に手を出し、その子供を死ぬ寸前にまで痛めつけ、苦しむ様を楽しむつもりだったが、子供はほっとけば死ぬ運命にあるというのに必死に生きようとするその姿を見て、ウパラは自分以外の生命にも共通して存在する「心」というものに気づく。

 それ以降、ウパラは命を奪わなくなり、生命を見守る穏健派として変わっていく。

 しかし、ジエム達のように命を奪うことで力を示し存在証明をする強硬派も同時に出来ることになっていた。

 だが、上位存在の穏健派でもウパラという強大な存在の影響によって強硬派の上位存在の数は次第に減っていた。

━━━━そして、上位存在の中でも穏健派のウパラが上位存在を制していた時代が長く続き、ウパラは他の生命が暮らす白黒の世界を隔離して静かに見守っていた。

 

………

 

 しかし、そんな平和も長くは続かずに、上位存在でも強硬派勢力のジエムが秘密裏に力をつけていて、突然ウパラ率いる穏健派を襲撃し、上位存在の穏健派はことごとく殺されてしまった。

 上位存在の穏健派はまるで戦闘訓練を受けていないため、少数精鋭の強硬派によっていとも簡単に壊滅状態にされてしまった。

 しかし、ウパラだけは強靭な生命力で生き残ったものの、上位存在の世界はジエム達、強硬派によって支配されてしまった。

 だが、ウパラは必死の抵抗によって、ジエムの封印をし、他の強硬派の上位存在と長きにわたる戦闘を行った。

 そして、ウパラとの戦闘を横目に白黒の世界に一体の上位存在スファレラが侵略しに行ったが、ウパラは見逃さずに、抵抗として自らを含めた、上位存在から神獣の力を引き離すことにし、神獣に最後の命令として、認めた者以外に力を与えないようにし、スファレラは神獣を味方につけたブラックによって敗北し、上位存在の力を得たブラックによって世界の仕組みが変わることとなった。※1

※1「おおざっぱな時系列 黒面編(0章2 始まりは白黒の戦士にあり) - 電子版黒歴史ノート」にて一部を簡略的に説明。

 その間、ウパラは多くの上位存在に囲まれながら抵抗をするも、上位存在でもジエムの次に強力であったとされるエメルドによって討伐されてしまう。

 その後に、ウパラ亡き後の上位存在の世界で、ブラックは唯一の神獣を駆使する上位存在として、ほかの強硬派の上位存在達と戦い、強力な上位存在に対しては自らの力と引き換えに封印することで対応していった。※1と同じく

 しかし上位存在は何体かA世界(B世界と分離する前)、C世界へと侵略しに行っていたが、A世界に侵略しに行った上位存在アクロア(ジェネシス)はA世界の美しさに心打たれ、世界を傷つけるのを恐れ、己の力をほとんど封印することになった。

 そして、アクロアと同じくA世界の侵略を行おうとした上位存在メジスト(漆黒龍凰)は手始めに地球へと降り立ったが、ジエムやエメルドに従わされていただけで強硬派でもなかったメジストは降り立った地球に着いた途端に侵略する気を無くし、寝ることになった。

 最後にD世界へと侵略に行ったギョクはD世界を侵略していたが、後に創造神ケリオスによって敗北することになる。