電子版黒歴史ノート

愛と誠実のカンパニュラ(完結済)

B世界ルナ編2.(B6章平和の意味)

kinjonokimyounabouken.hatenablog.com

※時系列編集のため、上の記事とセットになっていたのを分離。

 

おおざっぱな時系列 光(コスモス)と闇(ジョーカー)と混沌(ケリオス)編 (A10章、B5章、C5章 世界大決戦) - 電子版黒歴史ノート

↑の続き

 

 創造神である、ルナにはシオンとオニキスという二人の部下がいて、自らがこの星で平和に暮らせるようになったと思い安心していた時に、自分たちの住む星に惑星のようなものが近づいてきており、さらにはその惑星から逃げてきたとされる、一人の少女がいた。

 

 その少女の名前は「フィリア」といい、その迫りくる惑星によって自分たちの住む星が破壊されたと言う。

 そして、その惑星から伸びるようにして龍が現れ、その龍はこう言う。

「今から意志を持った生命体を私と同化させて一つにする。」

 それによって、フィリアの星にいた生命はすべてその惑星龍によって取り込まれてしまっていたのであった。

 そこで、ルナはなんとしてでもその惑星龍を滅ぼさなければならないと思い、自らの力とその部下達で惑星龍と戦うことになった。

 

 戦いの最中でルナの刀の一撃によって惑星龍を球体から切り離すように一刀両断したが、残っていた惑星は自らの球体を割り、その中からその星の意思であった本体が現れた。

 その本体は星龍テラネットと名乗り、ルナに対して愚かな生命体と罵るも、ルナは、さらにそのテラネットに対抗するため、自分の命を削り、新たな命を作り出し、ブラックヴァイスというテラネットと同じくらいの巨大な龍を作り出した。

 

 ブラックヴァイスによってテラネットを抑えている中で、フィリアとルナの協力によってテラネットにトドメを刺す。

 その後、崩れ落ちるテラネットは最後に「すべてが一つになれば争いも起こらないで済む…」と言い爆散した。

 

 

 その後、住む星を失っていたフィリアにはルナが居場所を用意し、これで一件落着となるも、実はルナがブラックヴァイスも作り出したことによってルナは自らの命が残り少ないことを察しており、自らが作った命の一つであるシオンにあとを任せようと考えていた。