メテオの育ての親ネクスト達が戦った時代（プロローグ）
〜魔王と呼ばれしキングサタンを相手にある1国の王である、「ネクスト」という者はそれを1人で倒し、世界に平和をもたらしたが、後に第二の敵として現れたブラックメビウスを相手にネクストは仲間の「シャイニング」ら家臣とともに数人で倒す。
さらに第三の敵、カオスを相手に壮絶な戦いを繰り広げる末にネクストは仲間を庇い戦死する。
後にその仲間であるシャイニング、ゼロ、アレクサンドルという者たちが魔王カオスを完全に消滅させた。
(ここで一度、話はカオスが滅びる数年前に戻る)
ある一人の大男のような人物がおり、その名をカイザーと言い、カイザーは何百年も続く大きな名家の主であり、自分の第一子（娘）にあたるエミルを自分と同じく強い力を持った子孫を単独で残せる者と知り、命令により子を産ませたが、その子供は寿命が短い上に子孫を残せない失敗作であると知ったカイザーはすぐにその子供を捨てさせるが、エミルは見捨てられずに第二子となる弟のバイオと共にある国にその子供を届けた。
後にカイザーから、第三の子にあたるアルテマが生まれるが、そのアルテマが自分と同じように特別な子孫を残せる完全な存在であると知らなかった。
〜後に魔王のカオスが滅びた世界に平和は訪れるはずだったが、ネクストと共に戦ったものの、僅かながらに邪な心を持っていたゼロという青年に完全に消えていなかったキングサタンの怨念（魂）によって感化されたゼロは自らサタンを取り込み、魔王ダークゼロとなり、ネクストと共に戦った仲間であるシャイニングたちを討ち倒し、再び世界を混乱に陥れた。
一方でカイザーは自分自身の分身（クローン）とも呼べる子ら、エミル、バイオ、アルテマをその中で自分たちを安全地帯に置くために、ダークゼロの軍に引き入れようとするもエミル、アルテマはそれを拒否し激昂したカイザーはエミル達の始末をしようとするも成功に見えたが失敗。（バイオが陰でアルテマを逃がしていた）死を偽装し、生き延びたエミルは長い年月隠れ、逃げたアルテマは行方がつかないままでいた。
カイザーはダークゼロの機嫌取りのため、軍に引き入れる予定だった自分の子の代わりを見つけるために未来や過去の世界にいる都合のいい強者を自らの能力を駆使して探しに行くもそんな中で行方不明になってしまう。
カイザーが行方不明になってからそんなにしないうちに、ある一国の”王子”として引き入れられ、その国の英雄ネクストに育てられていた「メテオ」はその王国をダークゼロ率いる軍による襲撃を受けるも、国の民達によって逃され1人生き延びた。
その後に、一人生き延びてしまったメテオはなんとしてでもダークゼロを討ち果たす為に鍛錬をするための旅に出る。
その先で、ダークゼロ率いる軍の者たちと戦う中、メテオはまるで鎧を纏った烏の化け物のような姿をしたアルテマという者と出会うことになる。その時まだメテオはアルテマの真の姿は知らなかった。※アルテマもメテオの性別のことなどは知らなかった。
旅をするメテオ達の前にアルテマの旧知の仲の刺客であり、今はダークゼロ軍の一員である、サガと激突。サガによって戦闘不能にまで追い込まれたメテオの前にアルテマが立ち、サガと激突し見事に撃破する。
サガをなんとか撃破したメテオ達は傷を癒すためにダークゼロ軍の目につかない程、秘境の温泉地に辿り着く。そこでメテオは傷を癒すことになるも…アルテマは念のために見張りをする為に後から入ると告げたのであったが…？
アルテマの鎧の下の姿が気になるメテオは好奇心から湯に浸かるアルテマの姿を覗く。そこにいたのはカラスか人かもわからない鎧の化け物とはまるで違う女性のような姿が見えた。その驚きにメテオは声を出してしまい覗きがバレる。（何してるんですかね）
その後、アルテマは自分の姿を隠していた理由を信頼のある者にしか見せないようにしていたらしく、自分が旅をしている理由（まだ死んでいないと信じ、行方不明になった姉を探す為）をメテオに話した。メテオもアルテマに自分が旅をする理由を話した。
その後、アルテマ達は次々と刺客を倒し、遂にはダークゼロのいる本拠地にまで辿り着き、アルテマは自分の兄であるバイオとの決着をつけるために兄と戦い、メテオはダークゼロのもとへと駆ける。
兄であるバイオとの戦いに勝利したアルテマは行方不明になった姉や父の居場所を問うが、バイオは姉のエミルは死に、父が行方不明であるとしかわかってはいないと言い、アルテマに残された自分の力を託し、息絶えた。
メテオはダークゼロとの激闘の最中に自身に秘められたる新たな力に目覚め、聖剣エクスカリバーを手にし、合流したアルテマとの連携によってダークゼロと激闘の末、撃破する。
こうして、世界を支配するダークゼロの軍は壊滅し、世界に平和が訪れた。
