おおざっぱな時系列 終結の禍厄災(A20章) - 電子版黒歴史ノートのちょっと手前の裏の話。
~上位存在ブラックの死「おおざっぱな時系列 すべての終わり編4(A14章、B14章、C9章 新たな神獣と決着) - 電子版黒歴史ノート」から時が経ち、かつてブラックに敗れ、封印されていたはずの上位存在たちが姿を現すようになっていった…
A世界にてルナが一人戦う裏で、B世界は突如として現れた銀色に輝く大男のような姿をした上位存在ディアモンデ・コンゴウ(以下コンゴウと呼ぶ)による侵略を受け、エリスが築いた都市が次々と応戦するが破壊されていった。
そして、C世界では緑色に輝く龍のような姿をした上位存在エメルドルグ(以下エメルドと呼ぶ)による侵略により、壊滅的な被害を受けていた。
そんな中でB世界ではシオンとオニキスの2人がかりでコンゴウの相手をすることになり、シオンはコンゴウと格闘し、オニキスはその2人の戦いの中で隙を見つけ、援護する形で戦闘していた。
そして、C世界ではコスモスが一人エメルドと応戦するが、コスモスの力ではエメルドに傷一つつかないでいたために、苦戦をしていたが、B世界からエリスが救援に向かい、コスモスにサポートを任せ、エリスはエメルドに破壊粒子の矢を飛ばすも、巨大な図体とは思えない身のこなしで回避されてしまう。
そのころ、B世界のシオンとコンゴウの戦いは世界全体を巻き込むほどの大きな力のぶつかり合いになり、オニキスも近くに寄れないほどのすさまじい戦いになってしまっている中で、世界そのものが破壊されてはしょうがないと思い、シオンはコンゴウに対して小細工なしの一騎打ちを申し込み、コンゴウはそれを承諾した。
それからはシオンとコンゴウの殴り合いとなり、最初こそは両者共に互角と思えたが、次第にシオンの攻撃のキレが増していき、コンゴウはみるみるうちに体が削られていき、最後にコンゴウは潔く敗北を認め、砕け散っていった。
そして、シオンはその後、A世界へ救援に向かった。
一方のC世界では、エリスがエメルドと戦いながらコスモスはエリスの盾になりつつ、エメルドの特殊な攻撃によってコスモスの不死身の体ですら、傷を負いはじめていた。
しかし、コスモスは諦めずに立ち向かう姿勢を見せるときに変化が起き、コスモスの神獣「煉獄鳥」によって真に認められたことによって、真の力を開放する。
神獣の真の力によってコスモスの傷は一瞬で癒え、最強の武器「炎の鉄球」を使い、それをエメルドに叩きつける。
エリスは覚醒したコスモスのサポートのためにエメルドを拘束するために大量の剣「ヴィギンティリオンズブレイド」を召喚し、エメルドに向けて一斉に飛ばし、大量の剣によって拘束に成功し、コスモスからの全力の攻撃を食らい、エメルドの体は半壊し、エリスはトドメに破壊粒子の矢をエメルドへ大量に浴びせ、エメルドは完全消滅していった。
エメルドとの戦いで力を消耗したエリスはコスモスにA世界への救援を任せ、一時離脱した。