電子版黒歴史ノート

愛と誠実のカンパニュラ(完結済)

おおざっぱな時系列 すべての終わり編2 (A12章、B12章、C7章 封印されし神獣と黒い存在)

 神獣ヴァンテージを倒したことによって、ルナはこれでやっと晴れてD世界の復興をすることができると思っていたが、そのヴァンテージを倒したことが、封印のバランスを崩してしまう原因となり、かつて神獣によって封印されていたものが目覚めてしまう。

 その名は「閻魔龍ブラッド」

 閻魔龍の目的は全ての世界の破滅であり、その世界の破滅を止めるために集められた神獣が自分の肉体を削ってまで、封印していた。

 閻魔龍はルナを見つけると同時に襲い掛かり、戦いの後であったために疲弊していたルナは窮地に陥ってしまう。

 しかし、閻魔龍の出現によって、目覚めたものは一つだけではなく、ルナはその目覚めたものによって一時的に別の空間へと移動した。

 そこで目にしたのは、あたりがすべて真っ暗で何も見えず、そこに一人だけ佇む真っ黒な人型の者が佇んでいた。

 ルナは誰か?と聞くが、その真っ黒な者は「ブラック」と言った。

 その”ブラック”は続々と、ルナ以外の創造神であるジェネシスやシオン、コスモスを自らの空間に集め、こう言った、「閻魔龍ブラッドを完全に葬ってほしい」と。

それに対してジェネシスは「全力を尽くそう」と言い、シオンは「任せてください」と自信満々に胸を張り、コスモスは「みんなで力を合わせましょう」と団結力を促した。