電子版黒歴史ノート

愛と誠実のカンパニュラ(完結済)

おおざっぱな時系列 エリス編(現代) (B10章 侵略者と守護者)

 エリスはシオンとの決戦の後でシオンを創造神として仕えることを認め、地球全体を通してシオンの存在を祝福することに決め、地球はシオンと共に平和であるのも束の間であり、以前に地球に侵略しに来た人類の統領であった、「太陽王」との連絡が途絶えた事から太陽王の手下である人類が再び地球に侵略に来た。

 まだ、人類にも侵略を諦めきれてない愚かな存在がいたのである。

 そして地球の周りには人工衛星といわれる機械が辺りを回っており、その人工衛星はなんと、生物兵器とのサイボーグであった。

 その生物兵器は「月光邪竜王と言い、その手下達によって起動されたのである。

 

 エリスは地球内部のことならなんでも知っているが、地球外である宇宙のことは知らずにいたため、突然の侵略者の来訪には心底驚いていた。

 地球の内部に来たからにはエリスも全力で叩きのめすとして、その侵略者達を得意の対空ミサイルのような刀を飛ばす攻撃により次々と撃ち落とす。

 しかし、その中でも人工衛星生物兵器である邪竜王は刀を受け止めており、しばらくの間宇宙空間からエリスの行動やら攻撃を分析しており、その対策を練っていた。

 意外な強敵のために、エリスもシオンとの決戦のために用いた戦闘用の姿に変身し、応戦する。

 

 そして、エリスはその邪竜王を追い詰めるが、その邪竜王の様子がおかしくなる。

 なんと、以前にこの世界の地球にて戦闘を繰り広げた、邪神エクスデウスの怨念を取り込みだし、自らの身に纏ったのである。

 その姿は禍々しく、たちまち地球上を怨念によるマイナスエネルギーで覆ってしまった。

 それによって、エリスは地球のエネルギーの悪化により大きな弱体化を受けてしまい、形勢逆転となってしまった、

 だが、エリスも負けじと奥の手としてクロトカゲの力を使って、戦おうとしていた。

 しかし、そこに一つその邪神竜に向かって飛んでくる影があった。

 それは地球の危機を感じて駆け付けたとされる創造神以外の”何か”であった。

 その名前は「漆黒龍凰」と言い、エリスが地球上で活動する以前から地球の防衛を担っていた龍である。

 その漆黒龍凰は眠りを妨げられたことから怒りに満ちていて、その恐ろしさを感じ取った邪神竜は飛び去り地球外へと逃げ込もうとするも、漆黒龍凰もすぐさま飛び立ち追いつき、邪神竜を捕まえ、たちまち鋭利なツメでバラバラにし、とどめに破壊粒子砲を放ったことにより邪神は存在こと消滅することになった。

 そして、その邪神竜を消し、満足したことによって漆黒龍凰は再び飛び去って行った。

 さらに、その後にはエリスの元へ遅れてやってきた寝起きのシオンが来るも、既に後の祭りであったために、とんぼ返りで帰っていく。

 そして、エリスはまたいつものようにただ、地球を見守っていた。